ぜんそく体質の人は皮膚を守る力が弱い
ぜんそく体質で皮膚が極度に弱いのに負担になる効果を求めて、本当の原因・問題点を解決する為の習慣がなおざりになっている。
今回はLINEのメッセージを利用した育毛と頭皮の異常・薄毛のご相談です。男性で30才代後半の方ですね。現代の男性で20才代を含めて一番髪の毛のことを気にしている世代でもありますね。
なぜ気にしている男性が多いのかと言うと、この男性同様ぜんそく体質(小児ぜんそくだった含む)の方やアトピー体質(子供の頃アトピーだった)の方が、ひと昔に比べて増えているからです。
ちなみに、コロナ禍でどこに行ってもアルコール消毒を強要されています。これだけ朝から晩まで1日に何度もアルコール消毒なんかしていたら、人の免疫力が弱くなってしまい、これからさらにぜんそく体質・アトピー体質の子供が増えてくるだろうなあ?って感じますね。
元々は太くて髪の毛が多かった
元々は太くて髪の毛の本数も多く良質な髪の毛が育っていたようです。ところが、ご自身のぜんそく体質に合わないシャンプーを使っていたことで、頭皮のトラブルが多発していたようです。
具体的なシャンプー名は書けません。アミノ酸系のシャンプーでしたが、髪の毛に何らかの成分が付着して髪質を綺麗に魅せる為のシャンプーでした。
そのシャンプーの目的も、以下の通り皮脂や汚れを取ったところに髪を補修する成分が吸着するように作られているのです。洗顔で綺麗になったお肌にメイクをするようなものですね。
- 皮脂や汚れを除去する
- 髪を補修する→髪の毛に吸着する=頭皮にも残留する
- 髪にハリ・コシを与える→髪の毛に吸着する=頭皮も残留する
- 頭皮と髪にうるおいを与える→洗い流す成分が残留しやすい
- 等々
こう言った目的のシャンプーは、アミノ酸系のものでも天然系の成分を使用していても、それが人の体にとっては異物ですから、異物が皮膚に吸着したり残留すると皮膚は抵抗するのです。このご相談者の方も頭皮に炎症を起こすことが何度もあったようです。他の皮膚も痒かったらしいです。
その為に、頭皮の血行・血流が悪くなり、成長期が短くなった毛・細くしか育たなくなった毛が増えていたのですね。
事業所内での上司からのパワハラとストレス
こんな頭皮と髪の毛の状態の時に、事業所内に関するストレスで心身が疲れて余裕が無くなり、重ねて上司のパワハラによるストレスで交感神経が優位になる状況が続いた結果、成長期が短くなって刺さっているだけになっていた髪の毛が一気に抜けたわけです。
その後には、成長期が短くしない成長しない毛と細い毛しか残らなくなっているので、薄毛になってしまったのですね。
薄毛の原因と問題点が明らかになった
上記の通り、この方の薄毛の原因と問題点が明らかになったので、必要な育毛方法が見えてきますね。
- 頭皮に上質な水分を補給し保護して本来の状態に再構築させるのを促進する
- 同時に頭皮の緊張を解すケアも取り入れる
- 心身の緊張を解す入浴法を実践する
- ストレスで不足しがちになっている脳内アミノ酸を補給できるお茶で日々の水分補給をする
元々は髪の毛を作り育てる能力が高いタイプであるので、頭皮と心身の育毛環境が整ってくれば勝手に増えてくるタイプです。
そんなタイプの方でも、この人のタイプに向かない・合わないケア法を採ったら、ご相談時よりも進行してしまい毛を無くすことにもなりかねませんから注意したいものです。
このご相談者の方は、費用をかけることはしたくないようで、弊社の書籍を参考に取り組むとおっしゃっていました。
書籍に書いている内容は、全ての人の育毛方法に必要なベースになることを中心に書いているので、この方には少々力不足になるから上手く行かないと思いますね。
ちゃんと取り組めばかなりの確率で改善できるタイプの方だっただけに残念なご相談者の方でした。