太くて多めの髪の毛だったのにケアを間違った更年期の女性

元々毛が太目で多くても、女性の場合の更年期の時期になって心身に余裕が無くなってくると、過去のヘアケアの影響が表面化する

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更年期の女性に薄毛が増えている

太くて多めの髪の毛だったけど、皮脂の取り過ぎとケア法の間違いで薄毛を治せなくなっている更年期の女性のご相談

現代市場に出回っているシャンプーの多くは、皮脂を取る作用が強いです。その為洗髪をしないと頭皮が脂っぽくなっている女性が多いのです。

その上、若い頃から定期的にカラーをしている女性が多いので、二重に頭皮に負担をかけることが習慣になっているのですね。

若い頃は回復力があるので何の問題もないことが多いですが、年齢を重ねると回復力が弱ってきます。その上、更年期になると心身に余裕がなくなるので一気に薄毛になってしまう女性がとても多くなっています。

更年期で薄毛になりケア方法を間違った女性

今回は更年期に薄毛になってしまった女性の事例をお伝えします。

ご自身のタイプに向いた対処方法・ケア方法を採っていないので、かなりこじらせた状態のご相談ですね。

更年期の女性のご相談内容

何らかの皮膚疾患を患っているのか?もしれないと思いましたが、そうではなかったようです。

頭皮を清潔にしていたのが問題

元々髪の毛が多くて困るくらいの人は、条件さえ整えあげれば自然と髪の毛は増えていくものですが、この女性の場合には皮膚が弱いことと血圧が低いことにプラスしてハーグ療法で頭皮に注射をしていたことが大きな問題でした。

この3つが大きな問題になる元になっていたのが、頭皮を清潔にしていた上に定期なカラーで頭皮を弱らせていたこと。

皮膚が弱いところに弱めるような習慣を繰り返していたところに、注射で異物を入れ込むわけですから、相当頭皮の内部から痛めているのではないか?と予測しました。

結果、細い毛が増えて成長期が短くなった毛が急激に増えている段階ですね。だから、ドライヤーで乾かすと先細りの抜け毛が多くなっているのです。

更年期の女性の薄毛に必要なケア

更年期になると心身に余裕がなくなるので、それまで問題なくやっていたことが問題になることが多いです。その代表例が頭皮を清潔にすることと定期的なカラーです。

その上、今回の女性の場合皮膚が弱く・低血圧と言うタイプですから、これらのことを考慮したケア法を組み立てる必要があります。

更年期・頭皮を清潔にしていた・定期的なカラー・皮膚が弱い・低血圧

  1. 頭皮を痛めが弱わらせているのですから、皮膚組織が改善しやすい環境をつくるケアを続ける
  2. 頭皮の状態が改善してきたら、それを維持しながら育毛の効果につながるケアを加えていく
  3. 更年期ですから、食習慣で十分なタンパク質・ビタミン・ミネラル・自然海塩を摂り・発芽玄米でエネルギー補給。体を常に温め心身の緊張を解す習慣を続ける

更年期とマイナスのタイプは年月がかかる

この女性はメールでのご相談でした。メールのやり取りを中心にして弊社でのケアに取り組んで頂いています。

現在でざっと2か月程度経過しています。当初は何らかの皮膚疾患を患っている可能性を疑いましたが、その問題はありませんでした。

相当深くダメージを受けていらっしゃるようなので、通常なら2か月~4か月もすれば毛に腰が出て、明らかに毛の元気の改善が分かるようになりますが、この女性の場合は少しだけフンワリしてきたかな?と感じるだけのようです。

嫌なことですが、痛んでいる内部の組織が改善し始めると「痒み」が出てきます。毛細血管に血が巡り始めるので成長期を終えた髪の毛の抜け毛も増え、見た目には少し透けるようにもなります。

少し腰が出てきているようなので、あと6か月もすれば毛の元気度が明らかに良くなり、髪の毛が増えたように見えるようにもなると予測できるようになっています。

年齢を重ねることがマイナスになる場合には、余分に年月がかかることが多いですが、嫌なことばかりに目を向けずに、少しずつ出てきている髪の毛が増えてくる為の良い反応に目を向けて頂けると良いかと思いますね。

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