潰瘍性大腸炎を患っている薄毛の人のご相談
潰瘍性大腸炎だから薄毛になる訳ではありませんが、食に気を使わないと中々上手くいかないですね。
潰瘍性大腸炎は、元内閣総理大臣であった故)安部晋三氏が患っていた難病の一つですね。大腸に炎症がおき、びらんや潰瘍(かいよう)が出来る病気ですね。潰瘍性大腸炎だと大腸の状態が悪いから栄養不足で薄毛になるのか?までは分かりません。
育毛相談室Cocoonにご相談下さる方の中には、潰瘍性大腸炎で大腸自体を取ってしまっている方もいますし、薬で何とか寛解している人もいます。やはり吸収する栄養が少なくなりやすいので、食習慣に気を使わないと中々育毛の効果は上向かないと思います。
それと、毛が育つ頭皮を衰えさせている人がほとんどなので、最低限頭皮の衰えを回復させながら食習慣に気を遣う必要があります。
45才の男性のご相談
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薄くなり始めると、多くの方は育毛剤を使って何とかしようとします。使い始めは良い反応をすることがあるので、使い続けることが多いです。でも、育毛剤は作用で何とかしようとするだけなので、その作用を受け続ける頭皮は衰えてしまうのです。育毛剤の効果で薄毛が治った人に出会わない理由です。
この男性のご相談時の状態は以下の通りでした。
- 潰瘍性大腸炎の治療でステロイドの点滴と飲み薬で体が冷えていた
- 育毛剤に頼る方法で薄くなっている頭頂部からつむじ周辺が赤くなっていた
- 元々頭皮に血を巡らす力が弱いが、髪の毛自体は太い方だった
- お湯洗い時の抜け毛の本数は20本くらいと少し多めで、細い毛は3割くらいと多くはない
- 皮脂の分泌量が少ないから皮膚の抵抗力が弱いと思える
- お仕事が座ってする事務職(PC業務中心)なので、頭皮の血行が悪くなりやすい
- 大腸を取っているので、整腸の為にビオフェルミンと栄養補給の為エビオスを摂っている
タイプ的にも潰瘍性大腸炎の治療でも薄くなりやすいと言えますね。ただし、ご本人自身は毛を育てる素質があると思えるので、栄養を考慮しながら頭皮の毛が育つ環境を整えることが大事ではないか?と思えます。
育毛剤の効果に頼ったのが、間違える基になっていたとも言えますね。
髪の毛を作る素質のある人は救われる
この方のように元々髪の毛が多い人は、髪の毛を育てる素質があるので、ケアの方法を間違わなければ案外良い方向に向きやすいです。ところが、ご自身が薄毛になりやすいタイプなのに育毛剤の効果に頼ったのが問題でした。
大腸がないこと・頭皮へ血を巡らす力が弱いこと・育毛剤の作用で頭皮が弱っていること・この3つを考慮にいれたケア方法を採ると良い結果に結びつくと考えられます。
こんな場合の育毛方法はどうするか?
体を作る食習慣を考慮する(タンパク質とビタミン・ミネラル・エネルギー源)・弱っている頭皮を保護して休ませ、緊張を解してあげるケアの2つが大事ですね。
以上のような育毛方法が必要ですね。