低体温でエネルギー不足の薄毛の女性
食習慣を始めとしてPC業務等で動かない生活で低体温になってしまい毛を育てるエネルギー不足になって薄毛になっている
30才の女性のご相談者の話です。この方は弊社でのケアに取り組んでいませせん。
育毛のケアの前にご自身の生活習慣が悪過ぎて低体温でエネルギー不足が根本的な原因で薄毛になっているのに、美容外科でミノキシジルの飲用・美容室が運営している育毛サロンに週に1回通い頭皮を綺麗にしてヘッドマッサージを受けて、さらに状態を悪くしていたことにショックを受けていらっしゃいました。
効果があると信用して取り組んだことが、かえって悪くしてこじらせてしまっていたのですからショックを受けるのは仕方がないです。
その時に撮った前から撮影した写真が以下です。
若い女性なのにスケスケなのが分かると思います。ご自身のタイプを無視して効果を求めて失敗しているだ事例の一つですね。
ただし、誰か分かると駄目なのでかなり範囲を狭めて撮っています。
低体温ではマイナスを受けやすい
低体温だと毛を作る際に働く酵素の働きが鈍くなるので、本来の毛を作れなくなりやすいです。また、毛は心身のエネルギーの余裕で育つので、そのエネルギーが不足していると毛が生育するのにエネルギーが巡って来なくなります。
ご相談で承った内容
この方にご相談時に承った問題と思われた内容は以下の通りです。
- 体温は35度台で低体温、冷え性でむくみやすい
- のぼせることが多い冷えのぼせタイプ
- 長年朝シャンをしている
- カラーを年に5回くらい19歳~28才くらいまでしていた
- 髪の毛にボリウムがないので美容師さんに勧められて3回くらいパーマをかけた
- コンビニ系の食事が多い
毛を育てる本元の「心身のエネルギーが不足して、毛の育ちが悪くなりやすい」タイプなのに、毛にボリウムを出す為に朝シャンをし、カラーで頭皮に負担をかけることを何年もしていたのですね。その上、コンビニ系の食事が多くなっていて、毛になる材料も不足しているのです。
薄毛を解消する為の育毛の対策でこじらせる
本来なら発毛とかをの治療や頭皮を清潔にして発毛させるケアを行うと駄目なタイプなのに、それを行ってしまいこじらせてしまい、進行が止まらなくなっていたのです。
- 25才の時に美容外科に1年通い、ミノキシジルタブレットの飲用と育毛剤を使用する
- 現在美容室が運営している育毛サロンに週に1回通っている
- 頭皮の洗浄と超音波を当てヘッドマッサージ
- その育毛サロンで使っている製品での自宅でのケアく
その結果が以下ですから目も当てられません。相談室にお越しになった時には以下のようになっていたのです。
- 生えている毛は細くなり軟毛化している
- 抜け毛が20本未満とかなり少ない(生え替わる本数が減っている)
- 抜けている毛は極端に細くて柔らかくなっていて、先細りの毛ばかり
- 見た目には頭皮はテカって見えるが温浴するとほとんど皮脂が取れない
- 頭皮の色はくすんだ肌色になっている
低体温・エネルギー不足の方へのご助言
心身に毛を育てる為の余裕を取り戻すことが優先順位1位です。これが出来ないと何もできない状態ですね。その上で、今まで取り組んできた頭皮に負担を与えてこじらせた状態を、元の自然な血行・血流が良い状態に改善する必要があります。
- 頭皮の緊張・心身を温めて緊張を解す習慣(ご入浴と洗髪)
- 頭皮に水分を補給し保護してしてあげて本来の頭皮を取り戻す
- 野菜を自然海塩と荏胡麻か亜麻仁油で摂り、大豆製品と魚介類でタンパク質を摂る、自然栽培の玄米を摂る
この3点が重要で、特に食習慣とご入浴が大切ですとご助言しました。
相談室が提供している頭皮を本来の状態に改善する方法には取り組んでいませんが、「まずは、食習慣を始めとする生活習慣を改めます。今まで色々して駄目だったので、もう髪の毛が戻らないのか!と諦めかけていました。まだ、何とかなる方法があると分かり少し前に向きになれました。」とお返事を頂きお帰りになりました。
薬の飲用や育毛剤の効果に頼るケア、頭皮を清潔にして外部からの作用の効果に頼るケアは、効果に繋がることがありますが、取り組む人のタイプやその人の問題を解決するわけではないので、最終的に失敗する可能性が高いと言えます。
まずは、ご自身のタイプと薄毛の原因を分かった上で、ご自身のタイプに合ったケア法を採る必要がありますね。