ミノキシジル育毛剤で毛を無くす
ミノキシジル系育毛剤を生え際に使って、生え際の毛を無くした女性の話
5年くらいミノキシジル系の育毛剤を使って、最終的に濃度の濃いものを使うようになってから頭皮が被れてしまったらしく、その部分の毛が無くなってしまったようです。
肌が弱い←ミノキシジルは負担
以下の写真を見て頂くと分かりますが、赤線で囲んだ部分の毛が無くなったと言います。見た目には分かりづらいですが、マイクロスコープで見ると産毛が発毛しているのを確認できます。
元々は毛が多いタイプだったのに、ヘアケア製品・定期的なカラ―の影響で生え際が透けるようになったので、「太く・強く・発毛」と訴えている国産のミノキシジル系の女性用の育毛剤を使用し、上手くいかなかったので美容外科で濃度の濃いミノキシジル系の育毛剤を使い、飲む方のミノキシジルタブレット飲んだようです。
全く「太く・強く・発毛」することもなく、赤線で囲んだ部位の毛が無くなってしまったのでした。
ミノキシジルの効果に委縮する
多くの人は効果があればそれに反応して毛が増えると考えますが、実際はその効果に対して人の皮膚や体は緊張して防ごうとします。
効果が高ければ高いほど、その効果に対して細胞は委縮してしまうのです。
結果、毛を育てる組織の細胞分裂がされなくなっていき、毛の育たない頭皮・毛穴になり、毛が生えて来なくなってしまうのです。それが上記の写真の生え際です。
ミノキシジルの後遺症を取る
この女性のようになってしまうと、ミノキシジルの後遺症を取るのに難儀します。せめて美容外科に行く前でまだまだ毛があった時に、それまでとは反対の作用を頭皮に対して行っていれば、2年3年と時間をかければ元に戻った可能性が高いです。
現状の毛の無くなった状態でも、女性の場合なら20~30%くらいの可能性である程度戻ることもありますが、実際上は最低でも1年くらいはどんなことがあっても続けてみないと分からない状態ですね。
ミノキシジルを使っていた人は、その後遺障害をとることから始めないと女性でも毛を無くすことがあるのが証明された事例ですね。