頭皮・体・心に余裕がない薄毛
髪の毛は血の余裕で育ちます。その為には頭皮と心身に余裕=十二分な血流・血行が必要です。
頭皮や心身に余裕がないご相談者の時は、特に大きな薄毛の原因が見つからないのです。
頭皮・心身を含めて全体的に血の余裕がどうなのか?をいろんな角度から確認する必要があるのです。
今回は、そんな薄毛の原因が分かりづらい=その為にケアをどうすれば良いのか?を検討するのが困難なご相談者の事例をお知らせしましょう。
60才の女性のご相談
60才の女性の方からのお電話でのご相談です。
お写真はありませんが、太くて多かった髪の毛が細くなりボリウム感が無くなったとおっしゃっていました。
元々髪の毛が太くて多かった人は、見た目には薄くなったとは見えないことが多く、周囲に悩みを打ち明けても聞いてもらえない・分かってもらえない苦しさがあります。
余談になりますが、相談室にいらっしゃった女性の中に、髪の毛が多いのが悩みだったのに急激に減って普通の人と同じくらいになり、それを悩んでいた人がいました。
美容外科に行っても「問題はない。気にし過ぎ。」と言われて「誰も分かってくれない」と悩みはとても深かったらしいです。
弊社にご相談にお越しになり、「多かった人が普通になるとこれからどうなるのか?と不安になってしまいますよ。髪の毛の少ない人よりも悩み自体は深いです。」とお答えしたところ、「やっと分かって貰えた」とお泣きになっていました。それだけ髪の毛が多かった人の場合は悩みは深いのです。
今回もそんな女性からのご相談です。
- 一昨年までは髪の毛は固くて多かった、梳かないとセットできないくらいだった
- 今年になり急に柔らかく細くなり、髪の毛にうねりが出るようになりボリウム感がなくなった
- 頭皮の色は白い
- 何をするにも肩に力が入り肩こりはひどい、月に1回はマッサージに通う
- ひどい冷え性、湯たんぽがないと眠れない
- 90才の母親はフサフサの髪の毛をしている
- PC業務中心の事務仕事
- 3年前から米国製の無添加シャンプーを使っている
- 以前は夜にシャンプーして朝濡らしてセットしていたが、今は朝にシャンプーしている
- 皮膚科で保湿・血行促進のローションを処方してもらい6か月使用したが駄目だった
- ここ10年くらい心配事が多く不眠。1年半前から心療内科に通い睡眠薬を飲んでいる
これが頭皮と心身に余裕がなくて薄毛になっている事例と言っても良いくらいです。
頭皮が白いのは、血虚=血が巡っていない状態になっていると思われる。
一番の救いは、家系的には髪の毛が多いタイプの血筋で、ご本人も2年くらい前までは髪の毛が多かったのですから。
ヘアの方法を変えストレス対策が必要
問題と思われることを箇条書きにすると以下のようになります。
- 欧米人と東洋人の肌質は違います。欧米人向けのシャンプーでは日本人の肌には合わないことが多い。その影響で相当頭皮が弱っているように思える。現に米国製のシャンプーを使い始めてから1年くらい経過後に髪の毛に異変が出てきている
- 朝シャンに変えたことで、頭皮の緊張を緩める時間を取れなくなっている
- ひどい冷え性ですから、体温保持にエネルギーを使ってしまい髪の毛を育てるだけの余裕が無くなりやすい
- 心配事で眠れないくらいだから、心に余裕を無くしている
- ひどい肩こり=肩周辺は頭部への血行の要衝。ここが凝っていると頭皮へ十分な血が巡らない
こんな場合の育毛方法はどうするか?
弱っている頭皮を改善し本来の血が巡る状態に回復するケアが必要。それは育毛相談室コクーンで提供している製品を使った「血余の育毛方法」のことです。
そして、肩のコリを解す為にお風呂は湯船にゆっくり浸かり体を温めて、心身の緊張を解した上で、お風呂上りに軽いストレッチと肩と首を回して動かすケアが必要になります。
当然ですが、ストレスを解消する為にも、ご入浴法の見直しと朝日を浴びながらのウウォーキングも必要ですね。
以上のような育毛方法が必要ですね。弊社の製品を使う以外のことは以下の2つの電子書籍をご参照下さいませ。