毛穴に皮脂が詰まって毛が発毛しないと言われました。

20年以上前には、皮脂が毛穴に詰まって毛が生えない育たないと言われていました。当時から育毛相談を承っていますが、未だかつて皮脂が毛穴に詰まっているのを見たことがありません。

毛穴に皮脂は詰まることはない

人の体が分泌する皮脂は、体の保護膜の役割を果たしている脂です。

脂ですから液体です。液体が穴を塞ぐことはあり得ないので、毛穴に皮脂が詰まることも塞ぐこともあり得ないのです。

また、人の体温は36度以上ありますから、分泌される脂=皮脂が固まることもないので、毛穴の奥底に溜まったり固まったりすることもないのです。

そんなことがあったら、人は生きていません。

皮脂の役割とは

人が分泌する皮脂には、乾燥から守る保護膜としての役割があります。

それ以外に次ぎのような役割があります。

  1. 乾燥から人の体を守ります。気温が上がる時は皮脂の分泌が増え、気温が下がる時は皮脂の分泌が減ります。
  2. 皮脂を餌とする皮膚常在菌の働きにより、皮膚表面を弱酸性にしてウイルスや細菌の繁殖を防いでいます。人と皮膚常在菌は共生関係にあるのです。
  3. 乾燥しないように保護しているとともに、保湿作用もあります。
  4. 体の内部から外に向かって分泌されることで、異物の侵入を防いでいます。

皮脂を取ると皮脂が増える

人の体を守る為に必要な保護膜なので、皮脂を取ると再度分泌されます。

これを習慣的に繰り返していると皮脂の分泌が自然に増えてしまい、洗髪しているのに脂っぽい頭皮になってきます。

皮脂を取ることが薄毛の原因になる

皮脂は人の体を守る保護膜なので、取ると再度分泌されます。

それを繰り返していると皮脂の分泌も増えてきますが、保護膜を取ることを繰り返しているので皮膚が弱ってきます。

皮膚が弱ると毛細血管への血行・血流も弱ってくるので毛の生育も悪くなってくるのです。皮脂には毛の生育に必要な成分も含まれていることを忘れないで下さい。

皮脂を取るのが皮膚トラブルの元

皮脂は体の保護膜ですから、取ることを続けていると皮膚に異常が出てきます。代表的な皮膚トラブルをあげておきます。

皮膚トラブルの多くは、皮脂を取るケアが始まりであることが多いです。