全身の血行が悪くなり体が冷えている
現代社会は便利になり足を使う機会が減っている上に、シャワーで終わらせるご入浴で体を温めないので、疲れが取れず体が冷えている人が増えています。
以下のような習慣の人は、ご自身の生活自体を見直しましょう。
- 移動は全て車かバイクで、一日ほぼ歩く機会がない。
- 通勤時は駅まで歩き、電車に乗って、駅から仕事場まで歩くだけ。
- 仕事はPC業務やデスクワークが中心で、ほとんど外出しない。
- 帰宅が遅く、シャワーを浴びるだけで寝てしまう。
- 一人暮らしなので、お風呂に浸かることはなく、シャワーを浴びるだけ。
歩く機会を増やす
歩く機会を増やすには、意識して歩くようにするしかありません。
エレベーターではなく階段を使うとか、一駅早めに降りて歩くとか、車から降りたら周囲を30分程度歩くとか。ご自身の生活の中で工夫して足を使うようにして下さい。
ふくらはぎを使う歩き方
歩く時は、ふくらはぎを使って歩くようにして下さい。半歩前に踏み出し、後ろ脚で蹴る感じで歩くとふくらはぎを使って歩けるようになるはずです。

こんな歩き方が身に付いてくると、体が温まり冷え性改善にもつながります。
普段から体を動かす
運動すれば良いのですが、結構運動を習慣付けて続けるというのはハードルが高いものです。
だから、常に歩くことや体を動かすことを意識しておくのが一番良いです。
ひと昔前(1960年代)は、掃除や洗濯はほぼ手で行っていましたし、移動も良くて自転車でババイクが普及し始める前の時は歩くしか方法はありませんでした。
荷物を運ぶのもリヤカーで運んでいましたから、日本人の体温は高かったのです。平均で36.9度もあったのです。
血行が良いと体温も高くなるので、育毛に役立ちます。
お風呂は湯船に浸かる
お風呂に入る時は、できるだけ湯船に浸かって、じっくりと体を温めるようにして下さい。15分程度湯船に浸かるのが良いです。
この時息をゆっくりと吐くように呼吸を15~20回程度すれば心身の緊張が解れやすくなり、日中のストレスを解消するのにも役立ちます。
湯船に浸かれない時は
湯船に浸かれない時は、少し熱い目のお湯(43度~45度)でシャワーを首筋から背中にかけて流します。5分~10分ほど流すと体が温まってくるでしょう。シャワーを流している時に肩の力を意識的に抜き息をゆっくり吐く呼吸をして下さい。
この時お風呂浴槽の栓をしておきお湯が溜まるようにしておき、浴槽の中でシャワーを浴びます。足元にお湯が溜まり足から温まるようになるので全身の血の巡りが良くなりやすいです。

湯船に浸かるのが一番良いので、追い炊き機能のあるお風呂があると良いですね。