育毛相談室の改善事例：女性32才Hさん橋本病と円形脱毛症
女性のHさん、女性に多い甲状腺の病気である橋本病で患っていて、看護師と言うご職業柄円形脱毛症も発症していました。
美容外科にも通い、ミノキシジルの飲み薬と付け薬・注射まで行ったのに改善しないので、ご相談にいらっしゃったのです。
看護師の仕事は円形脱毛症を発症しやすい
薄いと言う理由から、ミノキシジルで血行を促そうとしたのでしょうが、外部から外科的な作用や薬で何とかしようとする方法には限界と無理があります。
この女性は元々血を流す力が弱いタイプなので、作用や無理には弱くて反応しないだけでなく、それが負担になってさらに弱っていくこともあるのです。
また、看護師と言うご職業が患者さんに寄り添いながら笑顔でいなければいけないので、心と体がねじれになることが多く、それが交感神経が優位になった状態が元に戻るのを阻害するのです。結果血流制限による脱毛症を発症させることになるのですね。
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頭皮の温浴を行ってみたところ、お湯が少しヘアケア製品の残留で濁りました。温浴後は頭皮の緊張が解れて柔らかくなり毛にも腰が出るようになりました。
円形脱毛症を発症している人は、頭皮も心身も緊張していて血行が悪くなっています。頭皮だけでなく体も温めてあげると、頭皮と心身の緊張が解れやすくなるので、髪の毛が生育しやすくなります。
Hさんの薄毛の原因と問題点
- 全身に血を巡らす力が弱い。
- 橋本病を患っているが、薬を飲んでいるので問題はないが、抜け毛が多くなりがち。
- 看護師と言う職業柄、どうしてもストレス過多になり頭皮や心身が緊張しやすく薄毛・脱毛症になりやすい。
- パッと見た感じでは、心身に余裕が無くなりやすいタイプの人のように見受けられる。
Hさんの薄毛と円形脱毛症を改善する方法
Hさんには、以下のケア方法・養生方法を行うように助言しました。
- ご入浴時にほっと息を抜き、心身の緊張を緩める。背も意識して伸ばして両肩の緊張を解す。：ご入浴方法がとても重要なので、かなり細かく助言しています。
- 頭皮に水分補給をして保護して休ませて緊張を解し、本来の血流を取り戻すケアを行う。
- 血を巡らす力が低めなので、経過状況次第では、血を巡らす為の頭皮のローションを加える。
1年後のHさんの薄毛と円形脱毛症の経過
最初の温浴でも毛に腰が出て見違えるようになりましかたが、頭皮と心身の緊張を解すケアを1年続けただけで見違えるようになりました。
頭頂部が詰まり円形脱毛症が改善され地肌が見えなくなり髪質まで良くなっています。
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現在、相談室には通っていらっしゃいませんしケアも継続されていません。
仕事柄（看護師）薄毛・脱毛症になりやすい環境にいらっしゃるので、常に頭皮・心身が緊張しないように心がけて欲しいものです。
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